とりい動物クリニック 静岡県富士市の動物病院

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(しつけに困った)猫の飼い方

鳥居 慎一

NHKの“ご近所の底力”という番組でやっていた内容です。印象に残った部分のみですが私が理解した範囲でご紹介致します。

「解消 猫のお困り」
猫のしつけに関する疑問を解決と行った内容で番組が構成されていました。

1.猫の爪とぎに関する解決法。

家の中で飼育する猫の困った爪とぎ。家の壁や家具がぼろぼろになるまで傷をつけられてお困りのことも多いかと思います。
爪を研ぐ猫

解決法1:爪とぎの工夫!

猫 ちゃんは大変神経質な動物です。そこでいろんな製品をお試しになるのが解決法かと・・・また爪とぎを置く位置を高めに設置するのもおすすめです。(思い切 り背伸びして爪とぎをする習性があるため。)ある飼い主方は週刊誌を束ねて爪とぎとして使っておられました。(普通の段ボールの爪とぎよりも雑誌の方が良 い猫ちゃんもいるのですね。)


ダストレス 猫の爪とぎスリム
“いぬたま ねこたま”
http://www.rakuten.co.jp/suematsu/390189/529164/529165/421293/#364137

解決法2:フェリウエイ(フェロモン製剤)を使ってみる!

使用させたい爪とぎに猫ちゃんの手をこすりつけて、手から分泌されるフェロモンを爪とぎに塗り付ける。(猫ちゃんの体から分泌されるフェロモンによりお気に入りの爪とぎにさせてしまうコツです。)

解決法3:両面テープを使用する。おすすめかも!

爪とぎをされては困る場所(例えばソファー、部屋の壁など)に両面テープを貼る。(テープの粘着力によりその場所がベタベタと不快感を生じる様にする。)

柱カバーニャンの画像
これ見てください!

“柱カバーニャン”ですって。これは解決法3を更に応用したとっても良い商品だと思います。e-cat本舗というお店で扱っている様です。
http://www.kjsystem.net/e-cat/

2.トイレのしつけに関する解決法。

家の中で飼育する猫ちゃんは特に不適切な排尿で困ることが多いです。不適切な排尿はトイレをちゃんと使わない排尿、それと縄張り意識の為に行うマーキングです。

解決法1:いろんなトイレを使ってみる!

プ ライベートが守られるトイレスペースを準備する。猫ちゃんも広いところで周囲からの注目を浴びて排泄することは望みません。人目につかない場所にトイレを 準備する。(番組では人と同じトイレに猫用のトイレを準備してありました。)個室タイプのトイレを準備してあげるのも良いと思います。

猫トイレ
http://www5d.biglobe.ne.jp/~nekohon/netshops/aaa-litterbox5.html

解決法2:猫砂について考えてみる!

ト イレには必ず砂を使用する。猫ちゃんは狩猟の為に自分の臭いを消す習性があり、排泄の後は必ずそれを覆い隠します。トイレの砂もいろいろな種類があります から諦めずに楽しみながらいろいろと試してみるのがいいと思います。また、トイレの個数は猫ちゃんの頭数に一つ加えたものが理想的とも言います。

解決法3:猫砂に臭いを付けてみる!

猫の尿が染み付いた砂などをトイレに入れておく。(外で排泄してしまう猫ちゃんに当てはまるケースですが、普段使用している外のお砂場の砂で猫の尿が染み付いた砂を自宅の中の猫用のトイレの砂に少しだけ混ぜておきます。)

3.室内飼育を徹底する為の解決法。

猫 本来の習性は行動範囲も狭く、単独行動を好み(実は社会性があると言うが・・・)、夜行性でもあり近年の風潮としては室内飼育が推奨されています。もちろ ん人間の都合(飼育スタイル、道路などの周辺事情、伝染病の感染リスク、猫同士の喧嘩)によりペット動物の飼育形態が制限されてしまったことも原因に挙げ られます。

解決法1:避妊・去勢手術!

まだ中性化していない場合は避妊・去勢手術の徹底。100%ではありませんが、これにより圧倒的に外出の機会が減ってきます。

解決法2:段階的に自宅内で飼育する!
ステップ1 トイレ、ベッドを備えた狭いゲージの中で飼育する。(縄張りに対する関心をなくす。2〜3日間のゲージ内飼育により家の外に対する興味を消失させる。)
ステップ2 自宅内に放してみる。決して外出はさせない。(多分これが一番大変重要!)2〜3日間のゲージ飼育により自分の生活範囲が家の中に限定されることを認識させる。

このコラムを作成して考えたこと・・・

私 がこの番組を見てとっても印象的だったのが、両面テープを使った爪とぎ防止法、それと両面テープ法を応用した外出防止方法でした。自宅内で爪とぎに困って いる飼い主さんには是非適用していただきたいアイデアでした。また自分で勝手にドアを開けて外出してしまう猫ちゃんにも、ドアに両面テープを貼りドアを開 けさせない様にするアイデアはとっても印象的でした。また、自宅内で飼育することにより、猫は大変大きなストレス、運動不足などの新たなトラブルに見舞わ れます。それがまた病気につながってしまうことも確かです。最も大切なのは猫を飼育する人が、猫という動物をより深く理解しその習性、また個性に応じた飼 育方法をアレンジしていくことだと痛感致しました。

病院で飼育している(看板猫?)“はじめちゃん” ですが当初は野良猫出身でした。引き取り手が居ない状態で私が保護して飼育していました。飼育する場所が狭いゲージで、加えて比較的郊外だったので時折外 に出して遊ばせていました。次第にけんかをして負けて帰ってくる様になり、外出させずに室内で飼育する様にしました。あるときたまたま私のミスで“はじめ ちゃん”が脱走してしまい大騒ぎをしながら病院の周りを探したことがありました。すると予測とは裏腹に、病院の玄関マットで黙々と爪とぎに励んでいる“は じめちゃん”を見つけ、何事もなくほっとしたのを覚えています。

“goo ペット”
http://channel.goo.ne.jp/pet/special/sp_07.html
“e-cat 本舗”
http://www.kjsystem.net/e-cat/
“インターネット猫店街”
http://www5d.biglobe.ne.jp/~nekohon/netshops/aaa-litterbox5.html
“いぬたま ねこたま”
http://www.rakuten.co.jp/suematsu/390189/529164/529165/421293/#364137